スウェーデンのニュースサイト「フリア・タイダー(FriaTider)」のブログ版が同国のTV局SVTのヘンリク・シルバー記者の情報を引用して伝えたところによれば、アフガニスタン難民帰還問題局のほうはスウェーデンからの自国難民の帰還について一切の協定を結ぶ構えにはない。
Det var beskedet från departementet för flyktingar och repatriering i Kabul i dag. Det blir inget återtagandeavtal med Tyskland o Sverige
— Henrik Silver (@HenrikSilverSvt) 2 февраля 2016
Afghanistan säger nej till att ta emot afghaner som ska tvångsutvisas från Sverige. Besked i dag som knappast kan glädja svenska regeringen.
— Henrik Silver (@HenrikSilverSvt) 2 февраля 2016
シルバー記者がツィッターに書き込んだところによれば、
「アフガンはスウェーデンから強制送還されるアフガン人の受け入れを拒否している。今日のニュースはスウェーデン政府を喜ばせることはないだろう。」
この情報をアフガニスタンのTV「トロニュース」も確認しており、アフガン政府はアフガンからの難民申請者を受け入れたいかなる国とも帰還の条約は結ばないと報じた。
スウェーデン移民庁の公式的情報ではアフガン出身の難民申請者はシリアからの難民申請者の数に劣らない。その中でも最も多いカテゴリーは親の同伴のない未成年難民となっている。
インターネットニュースサイトの「オム・ヴルデン」の調査では、スウェーデンがアフガニスタンに行なった金融支援は過去13年で700万クローネ(7億4000万ユーロ)にも及ぶ。スウェーデン穏健党出身のハニフ・バリ議員はスウェーデン政権に対し、アフガン金融支援の拒否を提案している。バリ議員は自身のツィッターに「自国民に対する責任をとろうとしないうちは、お金を渡さないでください」と書き込んでいる。
70% av Afghanistans statsbudget kommer från bistånd. Dra in pengarna tills de börjar ta ansvar för sina medborgare.
— Hanif Bali (@hanifbali) 2 февраля 2016