報道によれば、ビンラディンは、エジプト航空990便の事件に触発されたとの事だ。同機は、1999年10月ロスアンゼルスからカイロに向かって飛行中、大西洋に墜落し217人が亡くなったが、犠牲者のほとんどが米国人だった。
当時、この悲劇を起こした張本人と名指しされたのは、エジプト人パイロット、エル=バトウティだった。彼は「すべてはアラーの意志のもとに!」と何度も繰り返しながら、故意に旅客機を墜落させたと言われている。
ビンラディンは、これを知って、ニューヨークの世界貿易センタービルへの自爆攻撃戦略の計画を開始したとの事だ。