人権団体を原告、国防総省を被告とする12年がかりの法廷闘争の結果、秘密指定が解除された。
人権団体によれば、国防総省は、裁判所決定にも関わらず、囚人に対する拷問を記録した写真の中から、最も「罪のない」もののみを公開した。ACLUによれば、今回取得できた写真と、独自調査資料および国防総省の公開報告書を照合すると、拷問の場面そのものを記録した文書および写真およそ100件が人権団体に手渡されていない。
今回の写真の中にはイラク女性や子供に対する拷問、また米兵による囚人の処刑を収めた写真は含まれていないという。