しかし、ロシア人バイヤーが全く英国の市場から撤退してしまったと言うとしたら、それは大きな誤りだろう。彼らは、地元不動産売買に新しい形で参入しようと単に模索しているだけだからだ。
例えば、英国の学生用アパートに自己資金を投資するロシア人の割合が、本質的に増えたことが、つい最近明らかになった。カリンカ・グループの調査によれば、学生用アパートの開発に資金を投資するロシア人の数が、昨年一度に11%も増えた。英国のマスメディアは、ゲルマン・ハン、ミハイル・フリドマン、アレクセイ・クズィミチョフといったロシアの三人の大富豪が、5億3500万ポンドをロンドンの学生用アパートに投資する用意がると報じた。専門家らは「市場のこうしたセグメントへの投資から得られる収益は7%で、毎年1,5から2%増えている」と指摘している。別の言い方をすれば、大変もうかる投資であるという事だ。