新聞取材に応じた軍の消息筋によれば、演習はシリア・ヨルダン国境で行われるが、その実施は、テロ組織「ダーイシュ(IS,イスラム国)」との戦いとは関係がない。
消息筋は、次のように伝えている―
「この演習は、ダーイシュに対するものではない。すでにそうしたものは行われた。むしろ我々は、シリアでなくウクライナにおける米軍の作戦への参加に向けた準備をしている。部隊は、イスラム過激派の連中と戦うためにシリア北部の要衝アレッポに向けられるタイプのものでは全くない。」
一方英国軍スポークスマンは、ヨルダンでの演習は「世界のあらゆる地点に3万の兵員を展開し支援するための、完全な戦闘態勢を保証するに違いない」と説明している。
英国防省は、しかるべきマスコミ報道を否定している。