榊原氏は、4月にもバルト選手がリングにあがることに期待しているとし、バルト選手には大きなポテンシャルがあると指摘した。また榊原氏は、近い将来について述べるならば、今後バルト選手がエメリヤーエンコ選手の対戦相手になる可能性もあるとし、バルト選手と話をした時、バルト選手が自らエメリヤーエンコ選手を対戦相手にリングにあがりたいと述べたと語った。
また榊原氏は、バルト選手の体重(170キロ)について、107キロのエメリヤーエンコ選手にとって問題とはならないと指摘し、バルト選手は熱心にトレーニングに励んでおり、真剣に体重を減らす計画であることを明らかにした。
31歳のバルト選手(本名カイド・ホーヴェルソン)は、2013年に大関までのぼり詰めて引退した。バルト選手は2015年12月31日、総合格闘技に初参戦した。バルト選手は埼玉県で開催されたRIZIN FIGHTING FEDERATION主催の大会でオランダのピーター・アーツ選手と対戦し、デビュー戦を勝利で飾った。
エメリヤーエンコ選手は、2015年夏に現役復帰を表明し、昨年12月31日に同じRIZIN FIGHTING FEDERATION主催の大会に出場してインドのシング・ジャディブ選手にTKO勝ちしている。