もしこの価格での契約がまとまった場合、中国人側は、オペラ・ソフトウェアに対し、買収に関する噂が出る前のこの会社の市場価格よりも53%も高い金額を払う事となる。
オペラ・ソフトウェアのラルス・ボイレセン最高経営責任者は、次のように述べている―「コンソーシアムによるオペラの買収は、この分野の発展や戦略といった観点から見て、極めて理に適ったものだ。コンソーシアムの所有物となれば、ユーザーやパートナーに今よりさらに先進的なイノベーションを提供するチャンスを強化でき、また我々の拡大・発展プランも加速化されるだろう。」
オペラ・ソフトウェアの買収を計画しているコンソーシアムには、国際金融機関コンロン(Kunlun)、中国を代表するアンチウイルスソフトウェアを制作するIT企業チーホー(Qihoo) 360、投資フォンドのGolden Brick 及びYonglian.が含まれている。