トルコ国境警備隊による取り調べの際、難民らが持っていた2つの袋の中から、12キロから15キロの爆発物、自爆テロ用に使用可能なベルト4本などが見つかった。
トルコの新聞「ヒュリエト・デーリーニュース」がトルコ軍参謀本部の情報をもとに伝えたところでは、国境での検査は、シリアのある筋から、私物の中に爆発物を隠して国境を越えようとの試みがあるとの情報が入り、実施されていた。
なお参謀本部は、拘束された者達が、どんなテロ集団に属しているのかについては明らかにしていないが、新聞「ヒュリエト」は「検問が行われたトルコ南東部のカルカムィシが、テロ組織ダーイシュ(IS,イスラム国)がコントロール下に置くシリアの町ジェラブルスと境を接している点」を指摘している。