つまり情熱型、対立型、社会型、パートナー尊重型の4つだ。こうした分類は平均年齢25歳の被験者376人を9ヵ月にわたって観察することにより得られた。
研究者らによると情熱型の恋人たちはその他のタイプに比べ破局する確率が2倍ほど高いという。このタイプの人は相手の細かい点に苛立つようになり関係が悪化し、結果として相手への愛情が冷めてしまう。また彼らは友人たちと過ごす時間をできるだけ持とうとし、パートナーをほったらかしにして自分だけの活動に打ち込むようになるという。こうして自分の自由を主張するようになる。
だが、お互いに相手を尊重するタイプの恋愛関係ではこの点が幸福な関係を維持する絶好の機会だという。彼らはともに社会生活に参加するが、彼らの関係がそのことに依存しているわけではない。対立型の恋人たちも幸福な関係を維持することは難しい。このタイプの恋人たちは絶えず喧嘩と仲直りを繰り返す。こうした関係はお互いを疲弊させてしまうので関係を維持することは難しい。
社会型の恋人たちはパートナーとの関係が安定することに満足する。このタイプの人たちは通常友人たちと広く交際があり、パートナーとの関係や責任について考える際に社会的なつながりを必要とする。研究チームはこうした分類がパートナーとの将来について悩む人の助けになるだろうと強調した。