通信社が引用して報じたモゲリーニ上級代表の声明には、申請はボスニア・ヘルツェゴビナにとってEU加盟への重要な一歩ではあるものの、加盟にいたる長い道のりの最初の一歩に過ぎないと描かれている。
ボスニア・ヘルツェゴビナがEU加盟申請を行なう計画であることはすでに1月の時点で明らかにされていた。
ボスニア・ヘルツェゴビナ政権の加盟申請に対し、多くの欧州専門家らの間からは、同国は政治的、経済的にEU加盟にふさわしい状態にはないとして、懐疑的な声が上げられている。
懐疑派の中からはボスニア・ヘルツェゴビナのEU加盟は2026年までは不可能との見解も表されている。