シリア東部におけるシリア政府軍総司令官はCNNからの取材に対し、政府軍と「ダーイシュ」の間には常時衝突が続いていると語り、先日、シリア北部で政府軍による大規模な進撃が組織されたが、その際に一連のテロリストらの殲滅に成功したことを明らかにした。
シリア政府軍は、この作戦が成功した理由についてロシアの支援によるところが大きいと認めている。総司令官は、ロシア航空部隊の空爆が戦況を大きく左右したと語った。
これより前、米国からは、シリア軍が戦う相手は主に穏健反体制派であり、対「ダーイシュ」戦にはほんのわずかな努力しか傾けられていないという声明が表されていたものの、シリア軍の兵士らはこの声明を虚偽として否定している。