警察によると、数日前に24歳の日本人男性からお金を盗まれたとの届出があった。男性は2015年12月に日本からポルトガルに向けて出発し、船でウラジオストクへ到着、ヒッチハイクで欧州方面へ向かった。オムスクまで来た男性は、トラック用の駐車場で若者と出会い、自宅に招かれ、シャワーを浴びている間に2000ルーブルと8万5000円を盗まれた。若者は姿を消したという。しかし、間もなくこの若者は逮捕された。
警察によると、この若者が日本人男性を連れて行ったのは、知人の家だった。内務省オムスク州支部は、「警察職員は日本人の男性に8万5000円を返した。これで男性は旅を続けることができた。捜査係が被害者と予防に向けた話をし、何事もなく旅行の最終地点へ到着できるよう無事を祈った」と発表した。