コナシェンコフ国防省報道官は16日夕方のブリーフィングで記者団に対し、「先週末からトルコは、大型口径の大砲を用いた砲撃を国境付近に駐屯するシリア政府軍に対しても、愛国的な反体制派の部隊に対しても行なっている。客観的なコントロール手段では、トルコの砲兵隊が国境に近いシリアのアレッポの居住区に100発を越す砲撃を行なった事実が確認された」ことを明らかにした。
報道官によれば、こうした砲撃と同時にトルコは「世界の主要なマスコミに対し、反露情報キャンペーンを展開。その目的は、シリアの北部、北西部においてトルコ政権がここ数年事実上絶対的な権威を誇り、掌握してきた状況を逃さぬことにある。」