スィルアノフ財務相は、次のように伝えた-
「17日、ロシア財務省は、名目30億米ドルのウクライナ債による負債の回収及び、ロシアが支払う裁判費用の補償を求め、ウクライナをロンドン高等裁判所に提訴した。
この訴訟は、ウクライナ側に何度も、債務再編に関する建設的な対話を求めたにもかかわらず、実を結ばなかったためなされた。
我々は、幾度も、ロシアに対しウクライナが負った債務の償却問題を、裁判を通じず双方の間で調整してゆく用意を明らかにしてきた。しかし、残念ながら、ウクライナには『善意』の雰囲気の中での、交渉実施の用意が無い事が明らかになった。我々ばかりでなく、IMFもウクライナにそれを求めてきた。それゆえ我々は、問題の唯一の解決法である、裁判に訴える事になった。これは過去にもなされた事だ。」