19日に公開された米ウェスト・ポイント陸軍士官学校のテロ対策センターの研究データによると、昨年ダーイシュの戦闘員あるいは自爆隊員として89人の未成年者が死亡したという。
このジハージストらは軍事目的で少年たちを利用していることを隠そうともしない。それどころかダーイシュはトレーニング・キャンプでの子供たちの様子を伝える映像を定期的に公開している。
加えて、このテロ集団は定期的に「偉業」と称して死亡した子供の写真や映像といった情報さえ、ソーシャルネット上に投稿している。そこでは子供達は、大人の代わりなどではなく、大人達と同等に肩を並べて戦っている。研究者らによれば、ダーイシュは絶望に駆られて子供たちを兵士として利用しているわけではなく、むしろ彼らの精神的闘いの重要な要素として利用しているのだという。