非公式の情報によれば、首都ベオグラード中心部にあるロシア大使館の建物の前で行われた抗議行動には、およそ2千人が参加した。愛国主義的な立場をとる政党や運動体の支持者達は、手に手にセルビアとロシアの国旗や「ロシアを支持しNATOに反対」のスローガンを持ち集まった。その際、多くの人達は、米国空軍によるリビアの都市サブラタへの空爆に対する強い憤りを表明した。この空爆により、先に拉致されていたセルビア大使館の職員2人が犠牲となっている。
金曜日、セルビアのニコリッチ大統領は、セルビアとNATOの間の合意を確認する文書に署名した。すでに12日、セルビア議会は、NATO代表者のための外交特権に関する文書を批准している。