訪問過程では、納沙布岬から望遠鏡でクナシリ、シコタン、エトロフ、ハボマイの南クリル諸島を視察する可能性がある。
島尻氏は2015年11月にも同様の訪問を行っている。共同通信によると、「歴代の北方担当相の訪問数は1~2回が多い中、島尻氏は3回目の訪問にも意欲を示している」という。また共同通信は、「今月9日の記者会見で北方領土の『歯舞群島』を読めずに招いた批判を払拭する狙いがありそうだ」と指摘している。
島尻氏は9日の会見で、「千島歯舞諸島居住者連盟」に言及する際、「はぼ、何だっけ」と読み進めなくなった。共同通信が伝えた。なお最終的に、秘書官が読み方を伝えた。