米国が「ロシアへの依存を減らす」べきであることは確かだが、米国が即時にRD-180を使用しなくなった場合、米国製の類似品の信頼性が高くないため、米軍が「危険な立場に置かれかねない」という。
シェルビー氏は、国防総省が軍事衛星打ち上げロケット「アトラス5」にRD-180を使用することに最も激しく反対している上院議員ジョン・マケイン氏(共和党、アリゾナ州)の提出した法案を批判した。
マケイン氏はすでに一度RD-180の購入禁止を達成しており、それによりアトラス5を運用するコンソーシアム、ユナイテッド・ローンチ・アライアンスが難しい立場に追いやられた。昨年12月、米国議会は制限を撤廃し、その後マケイン氏は制限の再導入に関する法案を提出した。