ロイター通信によれば、ジョンソン市長は日曜、EUは「主権を侵食」し、その政治的メカニズムによって民主主義の基礎を損なう、と述べ、キャメロン首相とEU当局の間で結ばれた合意は、英国とEUの連合再形成には不十分である、と述べた。
これに対し英国企業の代表者らは、英国のEU残留に投票することを発表している。これは取締役機関(IoD)、開発者、メーカー、工業企業の代表からなる工業企業グループ(EEF)の発表をブルームバーグが伝えたものだ。
IoDによれば、先週のEUとの交渉でキャメロン首相が結んだ合意は、IoDのメンバーの約60%がEU残留に投票するのに充分である。
EEFによれば、加盟者の61%が、EU加盟で輸出が有利になるとの考えから、EU残留を希望している。ブルームバーグによれば、英国のメーカーはここ数年、ポンド高や海外需要低迷に苦しんでいる。
EU離脱の是非を問う国民投票は6月23日と指定されている。