先にロイター通信は、イタリア国防省筋の情報として、イタリアは、米国が主導する北アフリカでの「ダーイシュ(IS、イスラム国)」掃討作戦で、シチリア島にある軍事基地を米国の無人機の離着陸に使用することに同意したと報じた。
イタリアのジェンティローニ外相は、基地を無人機の離陸に使用する許可が出されたのは、リビアで軍事作戦が始まることを意味しているわけではないと説明した。外相は、「基地の使用許可は、我々と米国との防衛分野における協力を確認しているにすぎず、攻撃を意味するものではない」と述べた。
またジェンティローニ外相は、この場合はリビアだけでなく、「対テロ作戦全般」を意味していると指摘し、最終的な決断はイタリア国防省が行うと強調した。