コナシェンコフ少将は、次のように述べている―
「センターは、シリアにおける戦闘行動停止に関する2月22日のロ米合意に従って作られたもので、停戦体制が遵守されているかどうか、監視するメカニズムを現実化するためのものだ。
センターの基本的な課題は、シリア当局と、ダーイシュ(IS,イスラム国)及びアル-ヌスラ戦線など国連安全保障理事会によってテロ組織と認定されたものを除く、在野勢力との和解交渉プロセスを促し、停戦合意の締結そして人道援助物資輸送の組織化を促進させることである。
戦闘行動を停止し和平交渉開始を決めたシリアの在野勢力の代表者らは、一つの決まった電話番号により、コーディネイト・センターと24時間体制で連絡を取り合う事ができるだろう。センターに連絡をしてきたグループ全てには、シリア当局と接触するため最大限の援助を与える。」