英国人が製造したロボット「レイ・タイト」は、モスクワのダニーロフ市場のドームの下で、およそ15メートルのロープを登りきった。
これは、これまでに4万メートル以上を登った「レイ・タイト」にとってたいしたものではないが、今回キャンペーンの目的は記録更新ではない。
「レイ・タイト」は、モスクワで21日から始まったロボットのショー「ブロネボット 2016」の開幕を飾った。「ブロネボット 2016」は、2月23日の「祖国防衛者の日」を記念して、21日から23日まで開かれた。
モスクワの複合施設「オリンピースキー」では、英国の重量級ロボット14台とロシアのロボット11台が激戦を繰り広げた。賞金総額は100万ルーブル以上で、優勝者には英国で開かれる国際大会「ロボット・ウォーズ」への出場権が与えられた。