「中国はかなりの確率でスプラトリー諸島に新たな高周波レーダーを建設している。これを使えば、F-22「ラプター」やF-35「ロッキード・マーティン」、さらにはノースロップ・グラマン社のB-2「スピリット」まで最も追跡が困難な米国の軍用機も見つけられてしまう。」
これより前、米国で最も権威あるシンクタンク「戦略国際問題研究所」は高周波レーダーと思われる物体の建設現場写真を公開している。
高周波レーダーは最高数メートルの周波を用い、ステルス技術を用いる航空機をすべてキャッチしてしまう。マドジュムダー評論員は、米空軍が使用するステルス機は高周波レーダーに傍受されないよう、すべて小型仕様だと指摘する。
マドジュムダー氏は、万一、戦争が開始されれば米国は中国にミサイルを発射する前にこうしたレーダーを破壊するだろうと論説を結んでいる。