ヴェドモスチによると、事故などが発生した時の衝撃でシートベルトが金属フレームと接触して損傷する恐れがあるという。
ヴェドモスチは、トヨタは最近全世界で約287万台をリコールすると発表したが、そのうちの約5パーセントをロシアが占めることになると指摘している。
リコール対象車の修理にかかる時間は30分から1時間で、後部座席の金属フレームにプラスチック製のカバーか取り付けられるという。
トヨタ自動車の代表がヴェドモスチに語ったところによると、リコールは、販売店が必要な部品を全て受け取った後に始まる。
なおトヨタ自動車の代表者は、リコール費用の額については明らかにしなかったが、ロシアのあるトヨタ自動車の販売店によると、このような場合、企業が支払う一時間当たりの賃金は約900ルーブルだという。そのため部品価格を除いたトヨタ自動車のロシアでのリコール費は、6400万ルーブルから1億2700万ルーブルになる可能性がある。