「NATOは安全保障でなく対立を生み出す。冷戦後、 NATOは別のものになる可能性があった。しかし、残念ながら、そうはならなかった」
ナルィシュキン氏によれば、今日、欧州の安全保障には、2つの方法があるという。
「一つはOSCEの伝統と、一つはNATOの慣行と関係している。前者は対話と相互に受け入れ可能な結果を目指すもの。後者は1949年に結成された軍事ブロックであるNATOにふさわしく、一方的な勝利を目指すものだ」と下院議長。
NATOのアプローチはダブルスタンダード、服従のロジックを根拠にしており、欧州的価値観や人権について語る言葉は軍事的策略、煙幕に過ぎない。