総務省の報告書の中では、次のように述べられている―
「人口が減った理由は、死亡率が出生率を上回った事による自然減少である。日本は、人口減少の局面に入った」。
現在、日本の総人口は、1億2711万47人で、前回2010年の調査時より0,7%少ない。ただ全体として死亡率が出生率を上回る傾向がある一方で、日本に3カ月以上住む外国人の出生率は、わずかながら0,2%増えている。
なお今回の調査によれば、人口が増えたのは、8つの都県で、特に東京都と、その周辺の埼玉県、神奈川県、千葉県の4つの都県で人口が増えた。人口増加の原因は主に、中央から遠い地域からの転入によるものである。他に愛知県も増加、その他沖縄と福岡では人口増加率が前回を上回った。