「米国側との情報交換のため、特別に、シリア情勢の地図が作成され、2月26日にアンマンで開かれた二国間協議において、また軍および外交ルートで、米国側に渡された。紛争調停が行われる地域、シリア政府軍、クルド領土、ダーイシュ(IS、イスラム国)やアル=ヌスラ戦線その他の武装勢力によって支配されている地域が示されているものだ」
「米国側の代表に、停戦体制に加わった総勢6111人からなる武装グループのリスト、ならびに攻撃対象から除外されるべき74の居住区の正確な地理的座標のリストが手渡された」とルツコイ氏。
ロシア側も米国から同様の地図を受け取っており、現在、ロシア軍のデータとのすり合わせが行われているという。