今回ロシア代表団長を務めるのは、デニス・マントゥーロフ産業貿易相で、一方日本代表団長は、林幹夫(ハヤシモトオ)経済産業相だ。
マントゥーロフ産業貿易相は、フォーラムを前に、読売新聞のインタビューに応じ「今回の日本訪問により、両国実業界の間の対話を回復させたい」と述べ、次のように指摘した―
「制裁は、双方にとって有害なものだ。もし状況が変わったとしても、経済協力と貿易に関する対話を止めてはならない。制裁という条件下においてさえ、ロシアと日本の関係は、発展しつつある。」
なお先に今月11日、世耕弘成(セコウヒロシゲ)官房副長官は「日本政府は、このフォーラムに大きな意義を見出している」と述べた。
先週、東京では、ロシアと日本の議会間の会合も行われた。ロシア上院・連邦会議国際問題委員会のアンドレイ・クリモフ副委員長は、この会合について「期待以上に成功裏に終わった」と評価している。