市のサイト情報によれば新車両はより静かで、保温手すりがつき、座席の一部は折りたたみが可能。また車内照明もより明るくなる。照明については利用客の快適さを高めるため、地下鉄職員側から強い要望が出されていた。また各車両に冷房、空気の滅菌機器が取り付けられるほか、この空気管理システムでは隙間風が防止される。
すべての車両間には、不測の事態が発生した場合、給電を行う特殊機器が設置される。また監視カメラシステムも刷新され、乗客1人1人の顔が明確に識別できるようになる。
車椅子が固定できる場所も設けられる。
新車両の購入契約書によれば、モスクワの地下鉄には2020年までに96の列車分の768両が刷新される。