29日、インターコンチネンタル取引所が発表した。
ロイター通信によれば、16日から23日までの一週間で、ブレント原油銘柄に対するロングの買い待ちは、利益が予想できるとの期待感から、12%以上増え、32万枚を越えた。統計が導入された当初から、つまり2011年から、これほどの数のロングの買い待ちが記録された事は、これまでなかった。この状況は、投資家達が、ブレント原油の価格が上がると確信していることを証拠立てるものだ。
ニューヨークのヘッジフォンド「アゲイン・キャピタル(Again Capital)」のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「こうした事が生じた理由は、主な産油国が、原油採掘量凍結の可能性を明らかにしたからだ」と見ている。今日の取引では、ブレント原油の価格は、前回の取引終了時点より2,74%高い、1バレル=36,41ドルまで上昇した。またWTI(米国産標準油種)は、2,26%上がり1バレル=33,52ドルとなった。