ウォルシュ氏によると、現在米空軍が保有する航空機の数は、中国よりもおよそ2000機多いが、2030年までに中国空軍はこの差を大きく縮めることができるという。
また雑誌ナショナル・インタレストは、中国空軍は最新の新たな戦闘機を補充しているため、航空機の数だけでなく、その質も問題だと指摘している。中国は、例えばロシアの航空機メーカー「スホイ社」の「スホイ35」などの、ロシア製の現代的な戦闘機も輸入している
またウォルシュ米空軍参謀総長は、ロシアも戦略的な軍部隊の近代化に大きな注意を払っていることに注目した。
ウォルシュ氏によると、ロシア空軍は、以前は米国に公開しなかった巡航ミサイルや新たな航空機、またミサイル防衛(MD)システムなどを誇示しているという。