2013年、学者たちは、動物の脳を、コンピューターの画面のみに存在する仮想の手足へつなぐことに初めて成功し、2014年には、ブラジルで開催されたサッカーW杯の開会式での記念キックオフで、交通事故で下半身が完全に麻痺したブラジル人の男性が、デューク大学の研究者たちがつくったパワードスーツを装着してボールを蹴り、話題となった。
学者が思考力で動く車いすを開発
2016年3月4日, 14:09 (更新: 2022年5月4日, 22:03)
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米デューク大学の神経生理学者たちは、コンピュータと人間の脳の間の新たな通信システムを構築した。同システムは、完全に麻痺したサルが、思考力を使って車いすを動かすことを可能としている。雑誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された記事の中で述べられている。