リア・ノーヴォスチ通信によれば、ユンケル委員長は「ウクライナが、今後20年から25年の間に、EUのメンバー国になる事はないだろう。また同じことが、ウクライナのNATO加盟についても言える」と指摘した。
おととし2014年、キエフ当局とEUは、連合協定に調印した。今年1月からは、ウクライナとEUの間に自由貿易ゾーンを設ける事に関する合意の一部が効力を発し始めた。しかし、EU議長国オランダのルッテ首相は最近、「この合意は、ウクライナのEU加盟を前提としたものではない」と指摘した。
なお2016年4月6日オランダでは、EUとウクライナの連合協定の是非をめぐる国民投票が実施される。