5日、トルコ当局は、政府と異なる見解を報じるフェザ・メディア・グループ会社とザマン紙に圧力をかけることを決めた。フェザ・メディア・グループ会社に対しては外部委託が導入され、本社は家宅捜索された。
イスタンブールにあるザマンの本社では記者たちが追い出され、これを受けて抗議デモが行われ、デモ隊と警察の間で衝突が発生し、警察は催涙ガスなどを使用してデモを中断させた。
先にロシア外務省は、トルコにおける言論の自由と報道の自由の状況が危機的に悪化したことに大きな注意を払い、「列挙した出来事が、欧州評議会と欧州安全保障協力機構(OSCE)の最も注意深い、客観的な審議を必要としているのを確信している」と発表した。