スホイ機パイロット殺害のトルクメン人同胞ら、エルドガン体制のトルコを拒否

© AP Photo / Pavel Golovkinスホイ機パイロット殺害のトルクメン人同胞ら、エルドガン体制のトルコを拒否
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トルコとの国境に近いシリア領のトルクメン人らはテロと戦うロシアに対し、感謝の念を表している。

アリ・アイサウイエはトルコとの国境からわずか20キロに位置するトルクメン人の居住区。このアリ・アイサウイエのムスタファ・カフィ市長はロシアに対し、次のような謝意を表している。

「ダーイシュ(IS)」の戦闘員200人が蜂起したラッカの住民側に移る - Sputnik 日本
「ダーイシュ(IS)」の戦闘員200人が蜂起したラッカの住民側に移る
「私は、ロシア連邦が我々を支援し、全世界に対して真実を示していることを感謝する。我々は周囲を取り巻くあらゆる民族と善隣関係を保ち、平穏な生活を送ってきた。我々はみなトルクメン人だが、シリアの国民であり、この先も平和で協調した生活を送ることを望んでいる。我々はエルドアン(トルコ大統領)の暴力に反対しており、これを助けたくはない。彼は悪い人間だ。」

カフィ市長はまた、トルコの軍用機によるロシア人パイロット撃墜事件に弔意を表した。

先の発表では、ロシアとシリアによって5トンの人道援助物資が届けられている。

11月24日、トルコ空軍はトルコの領空を侵犯したと言いがかりをつけ、ロシアのスホイ24を撃墜。ロシア国防省は、スホイはシリアの上空から出ていないと主張している。11月末、トルコのネオファシスト的急進的組織「灰色の狼」のトルクメン人、アルパルサン・チュリクは、自分とその部隊がスホイ撃墜後、パラシュートで脱出したロシア人パイロットを銃殺したことを明らかにしている。

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