オスティン司令官は米上院の公聴会の席で養成は再開されるものの、アプローチは従来のものとは異なると語っている。
2015年、米国防総省はシリア反体制派武装戦闘員の養成プログラムを実施。数千人がこれに参加したものの、最終的に養成を通過したのはその数分の1で、しかもその一部はテロリストの側に寝返った。
国防総省の新養成プランはより規模が縮小され、トレーニング期間も短縮。対象となるのはテロ組織「ダーイシュ(IS,イスラム国)」と戦う小規模のグループ。
オスティン司令官は、ロシアのシリア作戦については、「長期戦を覚悟せずに」戦いにのぞんだことから、ロシアがシリアに長く留まることはなく、「自国経済が蒙る影響」に耐えられないだろうとの見方を示している。