スロベニアのツェラル首相は、ブリュッセルで開かれたEU・トルコサミットの結果を総括した記者会見で、「同サミットは、『バルカンルート』は今後存在しないという、難民や不法移民の輸送に携わっている全ての者たちへの明確なシグナルだ」と述べた。
ツェラル首相はまた、国境を通過できるのはシェンゲン圏へ入国するための書類を持っている人々と、人道的理由から亡命の権利を有している人々のみとなると伝えた。
なおクロアチアも、自国の領土を経由した難民の輸送を停止すると発表した。
またセルビアは、巨大な難民キャンプに様変わりする意向はなく、ブルガリアとマケドニアとの国境に制限措置を適用すると伝え、マケドニア内務省も、不法移民に対して国境を完全に閉鎖すると発表した。