これでヒジャブは完全にスポーツウェアの1部となった。デンマークのスポーツ用品メーカー「ヒュンメル」はアフガンのサッカー連盟のすべての要望を考慮するよう努めた。
ヒュンメル社のクリスチアン・スタデイル代表は「ヒュンメルは世界の強豪国の代表チームと提携しているわけではないが、我々は常にパートナーの要望に前向きに答え、彼らの国の独自性を十二分に表現できるよう努めている。我々はアフガニスタンの女性アスリートがあるがままの姿で競技に臨めるよう試みた」と語っている。
FIFA(国際サッカー連盟)は2014年3月の試合で、イスラム教の女子選手に対し、ヒジャブを着用してのプレーを公式に承認。今回のヒュンメル社の考案まではイスラム教国の女子サッカー代表選手は、試合では一般的なユニホームを着用し、マジックテープで着脱可能なヒジャブを巻いていた。