「スカイニュース」の特派員によると、文書には「ダーイシュ」戦闘員の住所、電話番号、家族の連絡先などが記載されている。また文書には、51カ国の戦闘員の名前が記されており、そのうちの多くが西欧諸国や米国の出身者だという。
この文書は23項目からなるアンケートで、記載されている電話番号の多くは今も使用されており、「ダーイシュ」の戦闘員あるいはその家族が使っているとみられている。
文書はデジタル形式で、アブ・ハメドと名乗る「ダーイシュ」の元戦闘員が盗んだもの。アブ・ハメドと名乗る男性は、「ダーイシュ」に参加する前、「自由シリア軍」のメンバーとして戦っていた。男性は、「ダーイシュ」ではもうイスラム教の規律が守られていないため離脱したという。