「ダーイシュ(IS)」はその辺の材料で化学兵器を作っていた(動画)

© Sputnik「ダーイシュ(IS)」はその辺の材料で化学兵器を作っていた
「ダーイシュ(IS)」はその辺の材料で化学兵器を作っていた - Sputnik 日本
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あらゆる大量破壊兵器の中でも化学兵器は、脅威を与える効果で抜きんでているだけではない。入手が容易だという点でも異なる。化学兵器は有害危険物質についての基本的な知識があれば作れてしまうのだ。

「スプートニク」はテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の化学物質保管倉庫を写した極秘映像を入手。この倉庫を発見したのはイラクのアンバール県エル・ラマディ市の義勇軍の戦闘員。この場所で極めて有害度の高い「ビニルトリクロロシラン」の入ったキャニスターと建築で広範に用いられている物質の入った容器が見つかった。テロリストらはこの建築溶剤をビニルトリクロロシランと混ぜ、濃度を高めるために用いていた。かき混ぜる機械として小型のセメント攪拌機が使われていた。

発見した義勇軍の将校は次のように話している

「これはいわゆるミキサーと呼ばれるもので。民間では『泡だて器』の名前で知られている。ここに化学物質と他の二次的材料が流し込まれ、それをあいつら(ダーイシュ)は地雷やミサイルに詰め、軍や民間人に向かって撃ち込むわけだ。」

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