「国際原油価格はこの数週間で著しく回復した。ブレント原油1月平均がバレルあたり28.5ドルだったのが、今は約40ドルに上昇している。最悪なことはすべて過ぎ去ったと考えるには及ばないまでも、原油価格がすでに最下点を通過したという兆候はある」と報告書。
2016年の初めに原油価格が回復した要因として、IEAは、産油国の生産制限に対する取り組みの潜在性、イラク、ナイジェリア、アラブ首長国連邦からの原油供給の中断、ならびに非OPEC加盟国における原油生産の減少の兆候、米ドルレートの下落を挙げている。
原油価格はすでに最低点を通過したが、急速な値上がりは起こらない
2016年3月11日, 20:08 (更新: 2016年3月11日, 21:28)
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原油価格は底に達した。しかし、近い将来、市場で劇的な変化が出ることは考えにくい。国際エネルギー機関（IEA）の3月分の報告書より。
