ジェフリー・ジョナサン氏は1990年から日本在住。ドキュメンタリー映画監督で主な作品には「福島の女たち」がある。
ジョナサン氏は「福島の悲劇で亡くなった人の数には言葉を失う。それに福島の状況も未だに危機的で市民は自宅に戻ることもできず、農民は作業を続けることができない。なぜなら誰も福島の生産物を買おうとしないからだ」と語る。
放射能による犠牲者の数は依然として確定されておらず、福島周辺の住民の10%が未だに仮設住宅暮らしを迫られている。
「今、市民はだんだんと元の暮らしを離れ始め、地元共同体もだんだんと縮小しつつある。福島周辺では場所によっては全く人気がなく、生産も学校も全く機能していない。」