マップ上には、広島・長崎に原爆が初めて投下された1945年から現在に至るまでにあった核爆発2624件が記されている。
地図と作業を開始するためには、まずバーチャル・プレーヤーを起動させる必要がある。そうすると核爆発のアイコンが、続いて地図上に表示される。
それらをクリックすると、ユーザーは、爆発の日付と場所、その威力(キロトンあるいはメガトン)などの情報を得ることができる。なおアイコンは、3つの色に分けられており、軍事用の爆発だったものは赤、学術実験用は青、その他のものは黄色となっている。
こうしたプロジェクトは、何も今回が初めてではない。2010年10月にも、YouTube上で、日本のアーチスト橋本功(ハシモトイサオ)氏が作った14分間の映像がアップされた。その中で橋本氏は、20世紀に行われた2053回の核爆発をまとめて見せた。氏は「世論の関心を、グローバルな核兵器の問題に向けようとして、そうした映像をネット上に公開した」と述べている。