授業は今のところ子供たち向けのみだが、間もなく大人のためのコースも開かれる。
このプロジェクトは、新学期に向けてシリアの子どもたちを教育するためのもの。多くがロシア語の知識が不足しているため、地元の学校に入学することができていない。
ここでは、彼らを守ってくれる国・ロシアの思いやりを感じられるが、それだけでなく、彼らの故郷を忘れさせない配慮さえなされる。ロシア語と数学に加えて、彼らはアラビア語を教わるのである。
一部のシリア人家族にとり、戦争は終わり、新しい一章が始まった。外国での適応という困難な時期である。当局と市民社会団体は、難民が困難を克服し、ロシア社会に根付くことができるよう骨折る。