ロイター通信によると、新機関設立の目的は主権及び海洋権の保護だという。
「中国は断固として国家主権と海洋権、及びその他の重要な権益を守らなければならない。そのためにも海上警備船の働きの強化、国際海洋司法センターの設立が必要だ」と周強氏は語る。
中国は世界最大の艦隊を保有していること、また国際海洋司法センターが特に中国に創設される必要があるということも周強氏は明確に示した。
南シナ海において中国はいくつもの無人島を自国のものと主張しているが、これに対して台湾、マレーシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナムなどの国々が異議を唱えている。