リトアニア国防省、NATOの注意はロシアではなく移民に向けられるべきだ

© 写真 : NATONATO、ブリュッセル市
NATO、ブリュッセル市 - Sputnik 日本
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リトアニア国防相は、NATOが「潜在的な脅威」に気を取られ過ぎており、現実に存在する危機に対して非常にわずかな注意しか払っていないと発言した。

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NATOは現在のように「ロシアの脅威」にばかり注意を向けるのではなく、より現実的で逼迫した問題に取り組むべきだ。こうした見解をリトアニアのロベルタス・サプロノス国防相が語った。

「NATOはロシアの脅威については全て把握している。問題はNATOがどのような形で移民問題において力になれるのか曖昧なことだ」とサプロノス国防相は言葉を結んだ。

ユーロスタット(EU統計局)の最新レポートによると、2015年、ヨーロッパには70万人以上の難民が押し寄せた。ドイツは最多の44万人を受け入れ、これにハンガリーの17万4000人、スウェーデンの15万6000人と続く。

リトアニア、スロヴェニア、スロバキアの3カ国は受け入れ人数が最も少なく、それぞれ300人未満だった。


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