このような結果を引き起こしているのは、世界人口の急速な増加。また食料の不合理な使用も大きな原因とっている。
世界では8億人以上が飢餓状態にあるにもかかわらず、不自由のない生活をしている人々は食料の3分1以上を廃棄している。ごみ捨て場には、まだ食べられる食料が年間およそ130億トンも捨てられている。そのうちのわずか4分の1の食料があれば、飢餓に苦しむ全ての人たちをお腹一杯にすることができる。
食料の不合理な使用は、先進国で最も多く見られている。欧州では、住民一人あたり年間最大で300キロの「まだ食べられる」食料を廃棄しているという。