新聞「ストライツ・タイムズ(Straits Times)」によれば、現在「スマトラの父」と呼ばれる戦闘員らの頭目の捜索が行われている。警察は、数人の容疑者逮捕のあと、地下テログループの存在を突き止めた。
今年1月首都ジャカルタ中心部で、4人が犠牲となるテロ事件が起きたが、そのさい逮捕された容疑者が、テロネットワーク発見のきっかけとなった。
専門家によれば「ダーイシュ(IS,イスラム国)」と関係を持つ犯罪組織の規模は、インドネシアにおいて、大変幅広い可能性があるとの事だ。過激派活動家らは、大都市以外に、インターネットの助けを借りて、スラウェシ島やスマトラ島、さらにはインドネシア領ボルネオ島の中小都市や村落でも、積極的に宣伝活動を展開している。