米国では「スーパー・チューズデー2」と呼ばれる予備選挙が行われ、民主党はクリントン元国務長官、共和党はトランプ氏の勝利で終わった。
一方でこれまでのテンポでは、トランプ氏が7月の党大会で指名に必要な1200人以上の代議員を獲得する保証はない。
しかしNHKは、日本外務省が「トランプ氏が仮に大統領に就任した場合に備えて、国務長官をはじめ政権幹部に登用される可能性のある有力者などの情報の収集と分析を急いでいる」と報じた。NHKによると、トランプ氏は同盟国である日本についても強硬な主張をしているため、「外務省では、トランプ氏が大統領に就任した場合、日米同盟を基軸とする日本外交や、世界経済全体にも影響を及ぼすのではないかという懸念が出始めている」と伝えている。