ムーディーズのサイトに出された発表によれば、撤回されたランキングは、大手銀行や主要企業を含め、およそロシアの150の対象に関するランキングの全てだとの事だ。なお、こうした国レベルでのランキング撤回の決定が下されても、国際レベルでのランキングには関係ない。
先にムーディーズは、法律変更により、そうした措置が講じられたと説明している。
格付け機関の活動に関するロシアの新しい法律によれば、「ビッグスリー」は、2017年半ばから、国内に子会社を開き、付けたランキングを外国の圧力のもと撤回しないことに同意して初めて、ロシア国内での格付けを行う事ができる。